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仏教的観点から世の中の話題に迫る。
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「地獄」とは昔の中国の言葉で、サンスクリット語の「ナラカ」を当時の言葉に翻訳したもの。
今でも「奈落」と言われるのは、「ナラカ」に漢字をあてはめて音標したものです。
現代の日本のことばでは「苦しみの世界」という意味になります。

「地獄」と聞くと、虎の皮のフンドシをはいた鬼や、湯玉たぎる鉄の釜を想像して
あざけったり笑ったりする人は多いでしょう。
しかし、そのような非難が起きてくるのは、これらが苦しみを表す”表現”であることを知らないからです。
人間の知恵では絶対分からぬことを、何とか知らせようという釈迦や知識のご苦労の賜物であることを知らないのです。

また作った罪悪の軽重によって、堕ちる地獄も異なります。
この世のことでも、万引きよりも強盗、強盗よりも殺人の方が罪が重いのと同じです。


では、地獄や罪悪について教えられるのはなぜかといえば、
ひとえに「廃悪修善」を勧めるために他なりません。

十悪に対しては十善
五逆罪に対しては孝行
謗法罪に対しては仏法讃歎
が勧められているのが仏教です。

心の底からの善につとめ、光に向かって進ませていただきましょう。

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